結論から言うと
はい、複数の書類は一度にFAXで送れます。先に1つのPDFへ結合しておく必要もありません。unofaxでは、同じFAXに最大10個のファイルを追加し、好きな順番に並べ、全ページをプレビューで確認して、1回の支払いで送信できます。ファイル形式がばらばらでもかまわないので、PDFの申請書、Wordで書いた手紙、スマートフォンで撮った本人確認書類の写真を、まとめて送れます。相手に届くFAXは3通ではなく1通です。
この記事では、1通にまとめるのがよい場面、具体的な手順、ページの順番と料金の決まり方、そして分けて送るほうが賢明な数少ないケースを順に説明します。
FAXの前にPDFを結合していた理由(そして、もうその必要がない理由)
昔ながらのFAX機には、そもそもこの悩みがありませんでした。原稿を給紙トレイに重ねて置けば、その順番で送ってくれたからです。オンラインFAXサービスになって事情が変わりました。紙の代わりにファイルを求められ、しかも長いあいだ、ほとんどのサービスが受け付けるのは1ファイルだけでした。書類が3つのファイルに分かれていれば、PDF結合ツールを探し、大事な書類をまた別のサイトにアップロードし、結合したファイルをダウンロードして、ようやくFAXの操作に取りかかる、という流れになります。
ミスが起きるのは、たいていこの回り道の途中です。ページの順番が入れ替わる。結合ツールがPDFしか受け付けず、写真が抜け落ちる。面倒になって3通に分けて送った結果、忙しい窓口には無関係に見える紙の束が3つ届く。どれもよくある話です。
複数ファイルのアップロードに対応していれば、この手間がなくなります。ファイルはそのまま渡し、つなぎ合わせる作業はFAXサービスに任せられます。仕上がった文書は、お金を払う前に自分の目で確認できます。
複数の書類を1通のFAXで送る手順
- パソコンかスマートフォンでunofax.comを開きます。アカウント登録もアプリのインストールも不要です。
- 書類をすべて追加します。アップロード欄に複数のファイルをまとめてドラッグするか、参照をクリックして複数を選択します。スマートフォンでは「ファイル」や「写真」から複数の項目を選べます。入れ忘れがあれば、ファイルを追加から合計10個まで足せます。
- ファイルの順番を決めます。各ファイルの横にある矢印で上下に移動できます。リストの上から順にFAX送信されます。
- FAX番号を入力し、必要であれば無料の送付状を記入します。
- 全ページをプレビューします。すべてのファイルが変換されて1つのFAX文書にまとまり、送信される順番どおりに表示されます。横向きのスキャンや抜けているページに気づけるのは、このタイミングです。
- 1回支払って送信します。1回のお支払いで書類一式をカバーし、届いたことを知らせる確認メールも1通です。
アップロード画面の各ボタンの役割など、詳しい使い方は複数ファイル送信ガイドにまとめています。
1通にまとめたい書類の組み合わせ
複数のファイルが絡むFAXは、だいたいいくつかの決まったパターンに収まります。どの場合も、受け取る側は書類がそろって届くことを前提にしています。
| 場面 | よくあるファイル | おすすめの順番 |
|---|---|---|
| 医療機関への紹介状・診療記録の請求 | 紹介状(WordまたはPDF)、検査結果(PDF)、保険証(写真) | 紹介状、検査結果、保険証の順 |
| 賃貸やローンの申し込み | 署名済みの申込書(PDF)、給与明細(PDF)、銀行の取引明細(PDF)、本人確認書類(写真) | 申込書を先頭に、添付書類はその後 |
| 税務署や行政機関への回答 | 届いた通知書(スキャン)、回答書(Word)、添付する様式(PDF) | 回答書、通知書、様式の順 |
| 保険金の請求 | 請求書(PDF)、領収書(写真)、修理見積書(PDF) | 請求書の後に、証拠書類を日付順で |
| 署名済みの契約書 | 署名ページ(スキャン)、契約書全文(PDF)、本人確認書類(写真) | 相手方の指定どおりに。通常は契約書が先 |
窓口からチェックリストを渡されているなら、その順番に合わせましょう。一日中FAXを処理している担当者は、同じリストを上から確認していきます。順番がそろっていれば、それだけ早く処理してもらえます。税務当局宛てのFAXについては、確定申告シーズンにIRSへFAXを送る方法の記事で詳しく取り上げています。
PDF、Word、写真を組み合わせる
ファイル形式をそろえる必要はありません。PDF、Word(.doc、.docx)、PNG、JPG、GIF、WebP、HEIC、TIFFに対応しており、どう組み合わせても大丈夫です。どのファイルも送信前に同じ白黒のFAX形式に変換されるので、受信側には統一感のある1つの文書として届きます。形式ごとの扱いは対応ファイル形式のページで説明しています。
形式を混ぜて送るときに、知っておきたい点が2つあります。
- 写真よりスキャンのほうがきれいに届きます。暗い場所で斜めから撮った書類の写真は、FAXにすると全体がグレーがかって読みにくくなります。スマートフォンのスキャン機能を使えば、平らでコントラストの高いページになります。スマートフォンで書類をスキャンする方法と、FAXをきれいに送るための書類の準備のコツも参考にしてください。
- パスワード保護されたPDFは変換できません。銀行の取引明細や給与明細は、ロックがかかっていることがよくあります。ファイルを開いて保護なしで保存し直し、そちらをアップロードしてください。
ページはどの順番で届く?
送付状を付けた場合は、必ずそれが1ページ目になります。その後にリストの1番目のファイルの全ページ、続いて2番目のファイルの全ページ、という順番です。1つのファイル内のページは元の順番のまま保たれるので、12ページの契約書の中身が入れ替わることはありません。
1回の送信なので、受信側のFAX機はすべてのページをひと続きのジョブとして印刷し、どの用紙にも同じヘッダーが入ります。1通で送る場合と何通かに分ける場合の実質的な違いはここにあります。ほかの送信者のFAXが、あなたの書類の途中に紛れ込むことがないのです。
送付状のメッセージ欄は、同封書類の一覧として使いましょう。たとえば「署名済み申込書(2ページ)、給与明細(3ページ)、本人確認書類(1ページ)」のように書いておけば、受信側はすべて届いたかどうかをひと目で確認できます。詳しくはFAX送付状のマナーをご覧ください。
料金について
ファイルを追加しても手数料はかかりません。複数ファイルのFAXも、通常のFAXと同じ1ページあたりの定額料金で、合計ページ数に対して課金されます。2ページ、5ページ、1ページのファイルなら、8ページのFAXです。送付状は無料で、ページ数には数えません。現在の料金は料金ページでご確認ください。
1通で送れば、追いかける配信も1回で済みます。回線が話し中の場合は、最大24時間、FAX全体が自動で再送されます。それでも届かなければ、全ページ分が返金されます。申込書類の半分だけが届いて、残りが止まったままになることはありません。
知っておきたい上限
- 1通あたりのファイル数:最大10個
- 1ファイルあたりのサイズ:100 MBまで
- 1通あたりのページ数:全ファイル合計で最大300ページ(送付状は含みません)
上限を超えた場合はお支払い前にお知らせするので、ファイルを減らすか、送信を分けて対応できます。
分けて送ったほうがよい場合
たいていは1通にまとめるほうが得策ですが、例外が3つあります。
- 宛先が違う場合。別々のFAX番号に送る書類は、別々のFAXにするしかありません。
- 届けたい時期が違う場合。一部は今日、残りは来週届けたいなら、2通に分け、2通目を予約送信にします。
- 300ページを超える場合。長い書類は分割し、それぞれの送付状に「1/2」などと書いておくと、受信側は続きが届くのを待てばよいとわかります。
結合したPDFが役に立つ場面
ときには、結合したファイルそのものが欲しいこともあります。送った内容をそのまま控えとして残したい場合や、同じ書類一式をメールでほかの人にも送りたい場合です。無料のFax Mergeツールなら、PDF、スキャン、写真をFAX送信に適した1つのPDFにまとめ、各ページがFAX機から出てきたときの見え方も確認できます。その1ファイルをFAXで送ってもよいですし、記録として保管しておくだけでもかまいません。送りたいPDFが1つだけなら、FAX機なしでPDFをFAX送信する方法をどうぞ。
よくある質問
複数の書類を一度にFAXで送れますか?
はい。最大10個のファイルをアップロードすれば、1通のFAXとして送信されます。受信側には、指定した順番ですべてのページが入った1回の送信として届き、お支払いは合計ページ数に対して1回だけです。
FAXで送る前にPDFを1つに結合する必要はありますか?
いいえ。PDFはそのままアップロードし、リストで順番を整えるだけです。ファイルは自動でまとめられ、お支払い前にプレビューで仕上がりを確認できます。
PDF、Word文書、写真を一緒にFAXで送れますか?
はい。PDF、Word、PNG、JPG、GIF、WebP、HEIC、TIFFのファイルを、同じFAXの中で自由に組み合わせられます。
1通のFAXで送れるファイル数とページ数の上限は?
ファイルは最大10個、1ファイルあたり100 MBまで、ページ数は合計で最大300ページです。送付状は300ページに含まれません。
複数のファイルを送ると、1ファイルのときより料金は高くなりますか?
いいえ。ファイル数に応じた手数料はありません。合計ページ数に対して1ページあたりの定額料金を支払うだけで、送付状は無料です。
1通にまとめるのと、何通かに分けて送るのと、どちらがよいですか?
すべてが同じ番号宛てで、ひとまとまりの書類であれば1通で送りましょう。書類ごとに宛先の番号が違う場合や、合計が300ページを超える場合は、分けて送ってください。
まとめ
書類の束をFAXで送るのに、もうPDF結合ツールから始める必要はありません。unofax.comを開き、ファイルをすべて入れ、順番を決めて、プレビューを確認するだけ。FAXは1通、支払いは1回、確認も1通です。